事業概要
アジア諸国から日本留学を希望する優秀な青年を日本に招き、大学院修士課程に学ぶ学費を負担し、奨学金を支給するなどの援助を行います。
詳細については募集要項をご参照ください
1. 対象国(年度によって順番に指定国や指定校が巡ります。)
中華人民共和国、タイ王国、マレーシア、インドネシア共和国、ベトナム社会主義共和国、ミャンマー共和国、台湾
2. 応募資格(下記の資格すべてに該当すること)
- 日本で修士課程(医学・歯学・獣医学を除き、母国での専門と同等の分野で、研究テーマが日本の大学院で研究することがふさわしいと思われること)に進学するもの。
- 当該年度の募集国の国籍を有し、来日年の3月31日までに当該年度の指定校を卒業し、同4月1日時点で25歳未満(台湾は男子が27歳未満、女子が25歳未満)であること。
- 当財団の試験を受験する年の4月1日時点で母国に滞在すること。
- 学業、人物ともに優秀でかつ健康であり、国際理解と親善に興味を持ち、国際社会に貢献を期する者であり学資の支弁が困難と認められる者であること。
3. 支援期間
日本語学校、大学院研究生 : 1年間
大学院修士課程 : 2年間(上記と合わせて最長3年間)
4. 奨学金その他について
- 大学院修士課程:月額12万円 日本語学校・大学院研究生:月額10万円
- 入学金・授業料等の学費(但し教材費等は自己負担):全額
- 支度金:一律10万円
- 旅費:留学開始及び終了時に来日・帰国用の航空券を支給、留学2年度以降に一時帰国用航空券も1往復分支給
- 住居:東京地区男性についてはANA社独身寮の利用、その他については国際交流会館の利用を優先し、次に民間アパートの利用とします。(民間アパートについては限度額内にて利用することを原則とします)
5. 奨学金の停止
奨学生が次のいずれかに該当すると認められた場合は、奨学金の支給を停止する。
- 在籍する大学院の学籍を失ったとき。
- 病気その他の事由により修学または研究を継続する見込みがなくなったとき。
- 指導教官から勉学または研究の継続が不適格と認められたとき。
- 倫理に反する行為が認められたとき。
- 奨学金申込書に虚偽が認められたとき。
- 当財団が奨学金の支給の継続を不適格と認めたとき。
6. 交流活動
- 留学初年度は毎月来団しミーティングを行い受験準備、研究進度、生活報告などを共有しあう。
- 岡崎財団のご支援者によるホームパーティーや日本紹介のさまざまな催しに参加する。
- 岡崎財団主催の研修旅行に参加し日本の文化・風土・民俗に親しむ。
初年度:岡山研修(岡崎嘉平太氏出身地)。
2年目:奈良京都研修旅行、北海道研修旅行。
3年目:卒業研修旅行。 - 歓送迎会。
7. 募集と選考方法
- 奨学金希望者は当該年度の募集対象国、募集対象校、募集要項を当ホームページで確認し、募集対象校または指定機関の担当者に問い合わせること。当財団に直接応募することは不可。各指定校、または指定機関での推薦者のみ応募できる。
- 留学生として既に来日しているものは対象としない。